「事務所の引越しにかかる費用を知りたい」
事務所の移転を考えている方、このようにお悩みの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
事務所の引越しは規模が大きいものも多く、かかる費用は通常の引越しよりもかなり膨れ上がってしまうため、業者選びは慎重に行いたいところです。
そこで本記事では、事務所の引越しの際にかかる費用やその注意点、コツなどをご紹介していきたいと思います。
事務所の引越し費用
事務所の引越しには、パソコンやデスク、ホワイトボード、コピー機にプリンターなど運ぶのが大変な物が多いため、高額になりやすいです。
また、引越しそのものの費用と、不用品の処分にかかる費用の2つが必要になります。事務所の引越しにかかる費用の相場感は以下の通りです。
【引越し費用】
- 社員一人当たりの相場 … 約30,000円〜
【不用品処分費用】
- ホワイトボード … 500円〜1,000円
- パソコン … 2,000円〜3,500円
- デスク … 1,000円〜4,000円
- プリンター … 3,000円〜5,000円
ホワイトボードは社内にそれほど置かないためあまり費用は膨れませんが、パソコンやプリンター、デスクなどは多数設置されている場合が多いため、引越し費用に加えてかなり金額が膨れ上がる可能性があります。
事務所の引越しでは相見積もりが重要になる
事務所の引越しの際は、オフィスの規模が大きければ大きいほど費用がかかるため、料金をしっかりと把握しておく必要があります。
そこで、事務所の引越しの際は「相見積もり」を検討することをお勧めします。
回収規模が大きくかかる費用もそれに応じて高額になりますが、業者はまず初めに高めの金額で提示してくる場合が多いです。なので、複数者比較した上で「A社はこの金額でしたが、これ以上安くしてもらうことはできますか?」とカマをかけてみてください。
すると、目の前のお客さんを逃したくない業者は多くの場合値下げに応じてくれる可能性があります(筆者の体験談です)。上手に相見積もりを行い、できるだけコストカットできるようにしましょう。
また、もし不要なもので売れる物がある場合は売ってしまうという方法も一つの手です。
引き取りの場合はタダで回収されてしまいますが、不要なものを買い取ってもらうことで、資金の調達にもなりますし、引越しの費用が実質やすくなりますのでおすすめの方法です。
事務所の引越しで捨てられないものに注意
事務所の引越しの際に注意しておきたいのが、捨てられないもの(捨ててはいけないもの)を知らずに捨ててしまうことです。
また、家電リサイクル法で定められた6品目(冷蔵庫、冷凍庫、エアコン、テレビ、洗濯機、衣類乾燥機)もごみ収集されない点も留意しておきましょう。
ちなみに、もし間違って処分してしまった場合は不法投棄となり、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下(法人の場合は3億円以下)が課せられる場合があります。
前科持ちの企業ということで社会的な信頼も失うことになってしまうので、正しい処分方法を理解した上で、適切な処置を心がけることが大切になってきます。
本記事の内容を踏まえ、心機一転、新しいオフィスで気持ちよく仕事ができると良いですね!