「ゴミ屋敷から脱却するために引越ししよう!!」
このように意気込んで、新生活を始めようとしている方、いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、新生活を始めるにあたって、「ゴミ屋敷から引越しするにはどうすればいいんだろう、何か特別なことをしなければいけないのかな」とお悩みの方も少なくありません。
そこで本記事では、ゴミ屋敷から引越しする際の手順や注意点について解説していきたいと思います。
ゴミ屋敷から引越しするときの手順
ゴミ屋敷から引越しする際の手順は以下の通りです。
- 引越し先の住所を決める
- 部屋の掃除をする
- 荷造りをする
- 引越し業者に依頼する
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
引越し先の住所を決める
まず始めに、当たり前ではありますが引越し先の住所を決める必要があります。
ここでみておきたいポイントとしては、近くにゴミ置き場があるかどうかを確認しておくことです。
アパートなどの集合住宅はほとんどの場合ゴミ置き場が設置されていますが、一軒家の場合はあらかじめ近くのゴミ置き場を確認しておくようにしましょう。
部屋の掃除をする
次に、部屋の掃除を行いましょう。
ゴミ屋敷の場合、多くは引越し業者に取り合ってもらえない可能性があります。引越し業者は掃除専門の業者ではなく運搬専門ですので、運搬に際して掃除が必要と判断される場合は断られる可能性が非常に高くなります。
荷造りをする
次に、引っ越しのための荷造りを行います。
引っ越しの際、荷物を段ボールに詰めることが多いと思いますが、しっかりとラベリングしておくことが重要です。どの段ボールに何が入っていたかを確認できないと、新居に着いたときに収納作業や設置作業に時間がかかってしまいます。
引越し業者に依頼する
最後に、引越し業者に依頼しましょう。
利用したい業者のホームページや電話番号などから一度問い合わせてみましょう。引越し業者によって、料金感が違う場合も多いため、事前に見積もりなどで確認できる業者を選ぶと、お金の節約にもなります。
自分で運ぶことができる距離や荷物量である場合、引越し業者ではなく自分の車などで運搬することでさらにお金を節約できるでしょう。
ゴミ屋敷から引越しするときに気をつけたい点
ゴミ屋敷から引越しする際に気をつけたい注意点は以下の3つです。
- トータル費用がどのくらいかかるか
- 部屋を片付ける日程
- 新居へ運ぶものが多くないか
それぞれ見ていきましょう。
トータル費用がどのくらいかかるか
まず始めに、引越しにかかる費用を各社比較しておくことが重要です。
以下に料金例を挙げてみます。
上記は一例ですが、業者によって料金が2倍近くも違うことがわかりますね。
なので、料金をあらかじめ比較しておくことは非常に重要なのです。また、何社か見積もりしてもらうことで、相見積もりができる可能性もありますので、できれば料金比較はやっておきたいですね。
部屋を片付ける日程
部屋を片付ける日程を考える際に忘れてはいけないのが、「退去日」です。賃貸などの場合はほとんど退去日がしっかりと設定されており、その日までに部屋の掃除、片付け、引っ越し作業を全て終わらせる必要があります。
引っ越し作業が面倒だと言ってギリギリまで作業していない場合、慌てて作業する羽目になります。
不必要なトラブルや請求を避けるためにも、あらかじめ余裕を持った徒弟を立てて、計画的に引っ越し作業を進めていきましょう。
新居へ運ぶものが多くないか
新居へ運ぶ物が不必要に多くなっていないかを確認しておくことも重要です。
新居へもっていく物が多いと、またゴミ屋敷へ逆戻りとなってしまう場合があります。ゴミ屋敷を脱却したくて引越ししたのに、またゴミ屋敷になってしまっては意味がないですよね。
いらないものは自治体による回収、リサイクルショップ、不用品回収業者など様々な処分方法があるので、自分に合った方法で処分するようにしましょう。
ゴミ屋敷を自力で掃除できるかの判断
ゴミ屋敷の場合、引越し業者引越し作業が断られてしまう場合がありますが、ゴミ屋敷を自力で掃除する場合、その判断はどのようにすれば良いのでしょうか。
基本的には、一人暮らしでワンルームの場合は1人でも十分掃除することは可能です。しかし、床が見えなくなるぐらい汚れてしまっている場合、自力で掃除するには2~3日かかってしまうでしょう。
退去日に間に合わせるためにも、自力で無理だと感じた場合はすぐに対応するのが良いでしょう。
引越しを機にゴミ屋敷を脱却しよう
引越しはまたとない、絶好のゴミ屋敷脱却チャンスです。
もしそのままゴミ屋敷に住み続けていると、友人も少なくなり、恋人も家にあげられなくなり、最悪の場合隣人トラブルに発展してしまうなど、いいことはひとつもありません。
新居では同じことを繰り返さないために、決められた日にゴミ出しをする、出したものを元の場所に収納する、これだけの意識で家をきれいに保つことができます。